LDAP アドレス帳の attributes の比較

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LDAP 対応の「アドレス帳」アプリケーションで使える attributes を比較してみた。 2003/01/13 作成

区分 属性名 *1 拡張 Sylpheed 0.8.8 Linux / OpenLDAP 2.0.21 Becky! 2.05.06 日本語 Netscape Communicator 4.78 [ja/Vine,RedHat] -20010625 Mozilla/5.0 (X11; U; Linux i686; ja-JP; rv:1.0.1) Gecko/20021003 Windows アドレス帳 6.00.2800.1106
前提としている(らしい)オブジェクトクラス *2 不明 不明 不明 person
organizationalPerson
inetOrgPerson
mozillaAbPersonObsolete
person
organizationalPerson
何か
objectClass objectClass オブジェクトクラス
表示/検索名 *3 commonName 宛先名 名前 *N+ 名前 *M1 表示名
(cn) (表示されない。)
displayName
givenName *S1 名 *B2 FirstName 名 *M- 名 *W1
surName 姓 *B2 LastName 姓 *M- 姓 *W1
(sn) *S1
敬称 不明 + 敬称
ニックネーム alias + ニックネーム
nickname + ニックネーム *N+
xmozillaNickname + ニックネーム
不明 + ニックネーム
電子メールアドレス rfc822Mailbox メールアドレス 電子メール *N+ 電子メールアドレス
(mail) 電子メールアドレス 電子メール
mozillaSecondEmail + 予備の電子メール *M-
メール形式 xmozillaUseHtmlMail + メール形式 *M- *M5
電話番号 telephoneNumber 勤務先電話番号 電話番号 *N+ 電話番号>勤務先 勤務先電話番号
電話番号 (自宅) homePhone 自宅電話番号 自宅電話 電話番号>自宅 自宅電話番号
ファクス facsimileTelephoneNumber FAX番号 Fax ファックス 勤務先ファックス
(fax)
ファクス (自宅) otherFacsimileTelephoneNumber + 自宅>ファックス
ポケットベル pager ポケットベル ポケットベル ポケットベル
移動電話 mobile 携帯電話 *M7 携帯電話
IP 電話 IPPhone + 勤務先>IP電話
住所 (自宅) homePostalAddress 自宅>番地 自宅>番地
mozillaHomePostalAddress2 + 自宅>番地(その2)
mozillaHomeLocalityName + 自宅>市町村
不明 + 自宅>市区町村
mozillaHomeState + 自宅>都道府県
不明 + 自宅>都道府県
mozillaHomePostalCode + 自宅>郵便番号
不明 + 自宅>郵便番号
mozillaHomeCountryName + 自宅>国
不明 + 自宅>国/地域
Web サイト (個人) homeUrl + 自宅>Webページ
不明 + 個人 Web ページ
肩書 title vCard の TITLE *B6 役職 勤務先>役職 役職
roleOccupant vCard の ROLE *B6
部署 organizationalUnitName 部署 *B1 部門 部署名
(ou) 勤務先>部門 *M2
departmentNumber 部門番号
事務所 physicalDeliveryOfficeName オフィス
組織 organizationName 会社/団体名*B1 組織 *N+ 会社
(o) 勤務先>組織
番地 postOfficeBox *B3 *B4 勤務先>番地 *M6
streetAddress 番地 *B3
(street) 番地 (番地?)
postalAddress メーリングアドレス 勤務先>番地
mozillaPostalAddress2 + 勤務先>番地(その2)
市区町村 localityName 市区町村 *B3 市町村 *N+ 勤務先>市区町村
(l) 勤務先>市町村
都道府県/州/省 stateOrProvinceName 都道府県・州*B3 勤務先>都道府県
(st) 勤務先>都道府県
郵便番号 postalCode 郵便番号 *B3 郵便番号 勤務先>郵便番号 勤務先>郵便番号
国/地域 countryName 国 *B3 *B5 勤務先>国 *M3
(c)
friendlyCountryName
(co) 勤務先>国/地域
Web サイト URL + 関連URL (属性名そのもの) *N2 勤務先>Web ページ
homePage +
webpage +
workUrl + 勤務先>Webページ
ユーザ定義 custom1 + ユーザ定義 1 追加情報 1
custom2 + ユーザ定義 2 追加情報 2
custom3 + ユーザ定義 3 追加情報 3
custom4 + ユーザ定義 4 追加情報 4
備考 description *S8 *B8 メモ メモ
comment + メモ
その他 businessCategory 業種
carLicense 車のナンバー
employeeType 雇用形態
jpegPhoto 写真
manager マネージャー
不明 + マネージャ
secretary 管理アシスタント *N1
reports + 直接報告者
不明 + 配偶者
不明 + 子供
不明 + 性別
不明 + 誕生日
不明 + 記念日
不明 + グループの設定
不明 + フォルダの場所
conferenceInformation + 会議サーバー
不明 + 会議アドレス
不明 + デジタルID
使用していない属性 表示手段なし。 vCard の項目に "X-500-属性名" として表示される。 プロパティページで表示される。 表示手段なし。 表示手段なし。
  • 強意: 複数の属性値を指定可能。
  • 取消: current のソースコードとスキーマファイルにあるが、 このバージョンでは使えない。
  • 強調: この属性をつかうとよさそげ。 同一区分に複数あるときは、*1 のとおり別名にできないので、重複記録することに なるのかな。また、別名の関係で標準スキーマの修正が必要な場合もありうる。
  • <!-- xmozillaUseHtmlMail は常に FALSE にすべき。 -->

*1 いずれのクライアントも、属性名の別名を認識しない。 したがって例えば、countryName でしか使えず c の別名にしても使えない、 といった項目がある。

*2 いずれのクライアントも、デフォルトでは objectClass でフィルタを かけてはいない。ほかのオブジェクトクラスのオブジェクトも検索結果に 現れる。

*3 クライアントによっては検索の際、cn だけでなく displayName など も見るようである。詳細はよくわからない。

*S1 これらはアドレス帳のエントリではまとめて「名前」として表示される。

*S8 備考は LDAP アドレス帳では使用できない。

*B1 これらはアドレス帳のエントリではまとめて「所属組織」として表示される。

*B2 sn/姓 と givenName/名 は LDAP アドレス帳では表示できない。エクス ポートはできる。

*B3 これらはアドレス帳のエントリではまとめて「住所」として表示される。

*B4 postOfficeBox は LDAP アドレス帳にあるがローカルアドレス帳にな い。また、LDAP アドレス帳では住所の再下位に表示されるがエクスポー トはできない。

*B5 c/国 は住所中に表示されるがエクスポートできない。

*B6 title と roleOccupant は vCard の TITLE、ROLE 属性として表示。 LDAP アドレス帳で vCard の属性として利用できるのはこの 2 つだけら しい。それぞれ「肩書」、「役割」としてエクスポートすることはできる。

*B8 備考は LDAP アドレス帳では使用できない(おそらく)。

*N+ アドレス帳のエントリに表示されるもの。このほかはプロパティペー ジで表示される。

*N1 DN 値がそのまま表示される。

*N2 プロパティページの項目名には、属性名がそのまま (大文字小文字の違いを 保って) 表示される。

*M- アドレス帳の詳細に表示されないもの。カードのプロパティで表示 される。

*M1 displayName があれば cn より優先。

*M2 departmentNumber があれば ou より優先。

*M5 デフォルトは unknown。

*M6 postOfficeBox があれば streetAddress より優先。

*M7 cellphone (carphone) でも可(?)。

*W1 「フリガナ」の項目があるが、これはユーザがクライアント上で 入力するもので、ディレクトリ中にはない。


リスト

アドレスリストについて、Mozilla では LDIF ファイルからのインポート / へのエクスポート、 Windows アドレス帳ではマイグレーション ツールによる LDIF ファイルから のインポートが可能なようである。 いずれもオブジェクトクラスは groupOfNames となる。

Mozilla ではつぎの属性を使う:

  • cn: リストの名前
  • xmozillanickname: リストのニックネーム
  • description: 説明
  • member: リストに入っているメンバの DN (複数可)
どういうわけか、ディレクトリ上に groupOfNames のオブジェクトを作っても 単なるカードとして扱う。

Windows アドレス帳は詳細未調査。

スキーマ

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このページは、Hatuka*nezumiが2003年5月 8日 14:48に書いたブログ記事です。

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